食道がんの初期症状

食道がんの初期症状はほとんどありません。

食道がんの早期がんの90%は無症状です。

早期の食道がんは検診や人間ドッグの時に偶然に発見されるケースが20%近くあります。

がん自体には痛みはなく、がんが大きくなって、臓器や神経を圧迫することから痛みが生じるのです。

食べ物を飲み込んだ時に「しみる」感じがするようです。

お酒の一口目とか、熱いお茶などを飲む時にしみますし、胸の奥がちくちくと痛むような感じがあります。

食べ物をのどに通す時につかえる感じがすることもあります。

酢の物や酸味のある柑橘類を食べる時にもしみることがあります。

日常生活に支障がでるほどではありませんし、がんが大きくなると、これらの症状はすぐに消えてしまいますので、少し気になる場合はすぐに病院に行きましょう。

早期発見の手がかりになることがあります。

若い人なら特に気にする必要はありませんが、中高年で飲酒や喫煙の習慣がある人は特に注意したほうがよいと思います。




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