胃がん検診時には食道検査も受けるようにしましょう。
内視鏡的粘膜切除術の普及によって、早期食道がんの治療は負担の少ない、より安全なものになってきました。
この方法の対象となるのは、あくまでも早期がんの場合です。
食道がんに限らず、がんの早期発見のためには定期的に検査を受けることが大切です。
食道がんの発生率が高いとされている50歳以上の男性で喫煙や飲酒をする人は、胃がんの定期検診時に食道がんの検査も受けるようにしましょう。
食生活で心がける点
・バランスのとれた食事を心がけます。
・暴飲暴食は控えます。
・脂肪分をとりすぎないようにします。
・緑黄色野菜をたっぷりとります。
・塩辛いものは控えめにし、熱い料理は適度に冷ましてから食べます。
・魚や肉などの焦げた部分は避けます。また、過度の飲酒、特にアルコール濃度の高いお酒の飲みすぎやタバコの吸いすぎにも注意が必要です。日ごろからウォーキングなどの適度な運動を続けることも、食道がんをはじめとするあらゆるがんの予防につながります。