喫煙と食道がんの関係は世界各地から報告されています。
2010年の米国公衆衛生局長官報告による包括的リスク評価によると、現喫煙者のリスクは生涯非喫煙者と比較して7~8倍に及んでいます。
2004年の国際がん研究機関による評価では喫煙は人への発がん性においてグループ 1(ヒトに対する発がん性が認められる)に分類されています。
喫煙は食道がんのリスク要因として広く認められています。
喫煙するのに加えてほぼ毎日飲酒する男性は、どちらの習慣もない人たちと比べて食道がんになるリスクが9~11倍あることが、東北大の調査でわかった。
たばこの関与が特に大きく、患者の約7割は喫煙しなければ、がんにかかるのを避けられた計算になるといわれています、
緑茶を1日5杯以上飲む人は飲まない人と比べて1.7倍リスクがありました。
理由ははっきりしませんが、熱い飲食物は、食道がんの危険を高めるとされています。