食道がんと食事

 食道がんは、その名の通り食道で発生するがん。そのため、食事との関係も深いもの。当然です。栄養バランスのとれた食事で健康を維持することは、当然ですが、「がんになりやすい食べ物」というのがあることも分かってきました。発がん性があると言われているのが、肉や魚の焦げです。

 焼きすぎで焦がしてしまうと、「ニトロソアミン」という有害物質が生成されるのです。「焦げた部分がおいしい」という方もいるかもしれませんが、焦げは、できるだけ食べないようにしましょう。また、刺激の強い食べ物も食道がんを誘発してしまう可能性も。カフェインやスパイス、カプサイシンが含まれる唐辛子や、高すぎる塩分は粘膜にダメージを与えてしまうことに。がん化を促してしまうのです。

 また、熱すぎる食べ物も、食道の粘膜には、あまりよくありません。お茶、お味噌汁、かけそばなど、熱々のまま口にすると、非常においしいのですが、温度が高すぎると粘膜を痛めることもあるのです。熱いものを飲み込んだ後、のどの奥が痛いと思うことはありませんか?そんな方は要注意なのです。食道の粘膜を傷めている可能性大。

 食道がんを予防するために、適温に冷ましてから口にするよう心掛けましょう。食道がん予防のためには、濃い味つけのお料理は避け、ビタミン・ミネラルが豊富な食事を適度に冷ましてから頂くように心がけましょう。坑酸化作用の高い食べ物を積極的に摂るように心掛けることも大切です。食事に関しては、食後、食べ物が逆流しやすい体質の方も要注意。

 食べ物が逆流して、食道の内側の粘膜がダメージを受け、がん化することもあるからです。1回の食事量を少なめにして、食事の回数を増やすようにしましょう。そうすれば、吐き気が起きることも少なくなるでしょう。食道がん予防のために、食事にちょっと気をつけてみましょう。その心掛けが、結果的に予防効果を高めてくれるのです。