食道がんにならないために

食道がんになる危険性が高い項目は次のとおりです。

55歳以上の男性。
喫煙者…とくにたばこ1日20本以上。
飲酒者…とくに飲酒1日3合以上。あるいは強い酒をそのまま飲む。アルコールを飲む機会の多い接客業の女性など。
熱い食べものや辛い食べものが好きな人。
咽喉頭がん、胃がん、肺がん、大腸がんなどにかかったことがある。
がんの家系…両親と兄弟のなかに2人以上のがん患者がいる。
食道に病変がある…逆流性食道炎、腐食性食道炎、食道アカラシア、バレット食道など。

 7項目をあげましたが、とくに注意すべきことは、たばことアルコールです。したがって、食道がんを予防するためにしていただきたいことは以下の3点です。

禁煙。
過量の飲酒をしないこと。1日2合以下で、毎日は飲まないこと。アルコール濃度の高い種類のお酒を避けること。
食道の粘膜が荒れるような熱いもの、辛いもの、硬いものは避けること。
早めにみつけるためには
 以上のような点に注意しても、食道がんの発生を100%防ぐことは不可能です。したがって早期発見がきわめて重要となります。 
 地域での検診やかかりつけの病院での定期検査で、胃カメラ検査を受けることが肝要です。

自覚症状に気づいたら、我慢せず早めに病院を受診し、検査を受けてください。

 もし、ルゴール散布による色素内視鏡検査を行ない、ルゴールに不染な白色の粘膜が5?以下であれば、がんの可能性は低いのですが、1?以上だとがんの可能性が高くなります。
 微小な不染粘膜が発見された場合は、少なくとも6カ月後の再検査が必要となります。


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